一般的な不動産売却の流れとは?

ご売却のご相談

所有の不動産の相場、住宅ローンの有無、売却理由など事情はさまざま。不動産を売却しようと思ったら、まずは不動産会社に簡易的な査定を依頼しましょう。机上査定と呼ばれるもので、周辺の販売実績や過去の成約実績から算出されることが多いです。
ポラスでは市況にあわせた「実際に売れるであろう売却価格」を算出を目指しており、査定額と売却価格のずれが少ないのが特徴です。売出のタイミングや税理士による無料相談も実施しております。

売却不動産の事前調査・査定、販売方法のご提案

机上査定（簡易査定）の内容から信用できそうな会社や売却に強そうな会社を選んで、訪問査定（本査定）してみましょう。売却不動産とその周辺環境、権利関係等を様々な角度から調査を行います。
不動産は複数の要因が価格に影響を及ぼすため事前調査を行うことで、売却金額をより具体化します。トラブルを回避するため重要事項の調査も大切なプロセスになります。
算出した価格査定を基に、売主様にとって最適な販売方法をご提案します。

媒介契約の締結

不動産売却をご依頼いただく場合「不動産媒介契約」の締結が必要になります。媒介契約には、「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の３種類があります。
ポラスでは専属専任・専任媒介契約の締結をおすすめしています。売主様との窓口を一本化することができ、ご負担を軽減することができます。また高く、早く、安心して売るための当社仲介サービスをご利用いただくことが可能です。

売却活動

ご売却不動産にあわせた販売方法で、早く・高く・安心して売却を実現します。店頭掲示、折込広告、情報誌、不動産検索サイト等の多彩な売却活動方法を通じてご購入希望者を広く募ります。

買主様の購入相談の約70％がインターネットからのお問い合わせです。売却不動産を魅力的にアピールできるよう、さまざまなサービスもご準備しております。お問い合わせいただいたお客様に実際にご内覧いただきます。営業担当者が売主様に代わり、ご売却不動産の魅力をお客様に直接お伝えいたします。

不動産売買契約の締結

購入希望者が見つかったら、価格や契約条件などを交渉・調整し、双方がご納得の上いよいよご契約となります。
売買契約の締結にあたり売主様・買主様立ち会いのもと、物件のご説明や取引条件など重要事項の説明をいたします。そのうえでご納得いただいた上で不動産売買契約書に署名・捺印いただきます。不動産売買契約書の他に「物件状況等報告書」、「設備表」の読み合わせも一緒に行います。

不動産売買契約書などは難しい内容ではありますが、ポラスのスタッフはプロとして、できるだけわかりやすいご説明をいたします。ご不明な点はお気軽にご質問ください。
不動産売買契約時に同時並行で買主様から売主様に手付金が交付されます。売買代金の5～10％が目安で、手付金は売買代金の一部に充当されます。

決済・物件引渡しの準備

売買不動産の引渡しの前に売主様ご自身でお引越しや公共料金（電気・水道・ガス）の精算、行政への手続き、小中学校の編入手続きなどを、物件引渡しの準備をします。既存の住宅ローンの一括返済の手続きもこの時期に行います。この手続きは売主様から金融機関に決済の3～4週間までに申し出ていただきます。

また、ご売却物件に抵当権等が設定されている場合には、抹消登記の準備を行います。
ポラスでは提携する複数社へのお引越し業者のお見積りも可能です。詳しくは営業担当者までお問い合わせください。

残代金授受 物件の引渡し

買主様から最終代金の受領、所有権の移転、関係書類と売却不動産の鍵を渡して、引渡完了確認証への署名押印をいただきます。売主様の責任として、売買契約時に取り交わした書類通りの状態で買主様に引き渡す義務がございますので万が一相違がある場合はお引渡しが完了する前に営業担当まで速やかにご連絡ください。

思い出のお住まいが新しいご家族へと引き継がれます。

監修者

大沼　春香（おおぬま　はるか）

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい」
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。