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春日部市の土地売却価格相場は?売却方法やエリアの特性について

埼玉県春日部市にある土地の売却を考えている方に、土地売却価格の相場と、最適な売り時についてご紹介します。また春日部市の土地を高く売るコツや、土地売却に必要な費用と税金、土地売却における注意点もあわせてご案内します。

目次

春日部市の土地売却価格相場

春日部市の土地について売却を検討するとき、まず最初に知っておきたいのが、現地の相場です。地域ごとに売却価格の相場は異なりますから、春日部市の土地売却の価格相場を把握することが、納得した売却をするために大切になります。
 

春日部市の地価推移は?

まず春日部市の公示地価について見てみましょう。公示地価とは、不動産鑑定士などが鑑定を行い、国土交通省が毎年発表する全国各地の地価のことで、一般の土地取引の指標となるものです。
2021年に発表された春日部市の住宅地35件について見てみると、平均公示地価は86,811円/㎡でした。2020年の平均公示地価は87,151円/㎡だったので、わずかに下降傾向にあるとわかります。 また埼玉県内で公示地価が高い市には、川口市や志木市などがあります。春日部市は埼玉県内で、中間よりやや低い地価となります。

参考 国土交通省 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
https://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?MOD=2&TYP=0
 

春日部市のエリア別地価相場について

春日部市内でさらにエリア別に見てみると、1㎡あたりの地価が5万円台の場所があれば、10万円以上になる場所もあり、公示地価が大きく異なることがわかります。
そこで2021年の平均公示地価を細かいエリア別に出してみると、次のようになります。

・春日部 119,188円/㎡
・せんげん台 121,000円/㎡
・八木崎 100,000円/㎡
・武里 102,000円/㎡
・豊春 83,150円/㎡
・一ノ割 76,114円/㎡
・北春日部 78,266円/㎡
・藤の牛島 73,700円/㎡
・南桜井 54,362円/㎡

より都内に近い東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の春日部やせんげん台は地価が高いですが、東武アーバンパークライン(野田線)の藤の牛島や南桜井などは低いことがわかります。
 

土地の売却相場を調べる方法

公示地価を参考にしながら、春日部の土地の売却相場を自分で調べることをおすすめします。相場を調べるもっとも簡単な方法は、不動産情報サイトで春日部市で売り出されている土地の価格について見てみること。ただしこれは売り出し価格であり、実際の取引価格ではないことを忘れてはいけません。 それに対して、実際に春日部で土地取引が行われた価格について調べる方法があります。

それは国土交通省の「土地総合情報システム」を使った方法。これは過去に取引された価格について公表されているデータです。「不動産取引価格情報検索」のサイトで、種類を「土地」に、地域を「埼玉県春日部市」に設定して、検索するだけ。春日部市内でさらに細かいエリアを設定することもできます。

土地総合情報システム「不動産取引価格情報検索」
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet

春日部市の土地を高く売るコツ

土地を売却するなら、少しでも高く売りたいと思うでしょう。春日部市の土地をできるだけ高く売却するための、2つのコツをご紹介しましょう。
 

コツ1:余裕を持った売り出し期間を設定する

土地の売却にはさまざまな書類の用意や手続きが必要で、慌ただしさを感じる方もいるものです。もし土地の売却と、新しい不動産の購入を同時に進めていたら、その忙しさはさらに増すでしょう。
そんな中、十分な売り出し期間がないと、売却価格を妥協することになりかねません。一般的に、土地の売却には数か月から半年程度の時間がかかります。ぜひ余裕をもったスケジュールで、売却を進めましょう。
 

コツ2:売り出し価格を交渉する

売り出し価格は、不動産情報サイトや不動産会社に掲示される価格であって、実際に最終的に決まる取引価格とは異なります。買い手が現れても、売り出し価格のまま購入に至ることは少なく、価格交渉が行われることが一般的。そのため、一定の値引き交渉があることを想定して、希望の取引価格よりやや高めに売り出し価格を設定しておくことがポイントです。

不動産会社は周辺の相場や公示価格などを参考にして、適切な売り出し価格を提案してくるはずですが、最終的にいくらで売り出すか決めるのは売主です。納得できる売却ができるように、売り出し価格は慎重に検討しましょう。

春日部市の土地売却に必要な費用・税金

春日部市の土地売却の際、覚えておきたいのが費用と税金のこと。必ずかかる費用と、状況によってかかる費用などをまとめましたので、こちらを参考にしてください。
 

必ずかかる費用

土地売却で必ずかかる費用に、不動産仲介料があります。これは仲介を依頼した不動産会社に払うもので、「(取引価格×3%+6万円)+消費税」で計算します。取引価格が2500万円なら、仲介手数料は81万9,000円となります。
また売却価格に応じて、印紙代も必要です。印紙代の金額は、売却価格が500万円超~1000万円以下なら5,000円、売却価格が1000万円超~5000万円以下なら1万円、売却価格が5000万円超~1億円以下なら3万円です。
 

状況により掛かる費用

売却する土地の「現況図」がない場合は、測量を行う必要があります。同様に売却する土地によって、境界線確定や物件調査を行う場合があります。これらの費用は、土地の大きさや形状などによって異なりますが、数万円から数十万円程度、高い場合では数百万円ほどかかることもあります。
また土地のローンの支払いが残っている場合は、ローンを一括返済することになるので、そのための手数料と、抵当権抹消登録の費用がかかります。さらに、土地を売却して利益が出た場合は、譲渡所得税と住民税の支払い義務があります。
 

戻ってくる可能性のある費用

土地の売却で利益が出なかった場合は、確定申告を行うことで、そのマイナスとなった分を収入から減らすことができます。そうすると、所得税の金額を減らすことができます。
またその土地の固定資産税と都市計画税については、売主は所有していた期間の分だけ支払い義務があります。土地取引の契約時にすべて清算されて、支払い済みの分から一部が戻ってくる可能性があります。

春日部市の土地売却における注意点


最後に、春日部市の土地を売却するときに注意しておきたい点についてご紹介します。
 

注意点1:複数の業者に査定を依頼する

土地の売却のステップとして、不動産会社に査定を依頼する工程があります。その際は1社だけではなく、複数の業者に査定を依頼して、信頼できる会社を探すようにしましょう。不動産情報サイトにある一括査定を使うと便利です。
 

注意点2:高額すぎる査定には要注意

複数の業者から査定額が出てきたら、それを見比べてみて、もし高額な査定額を提示してきた業者があったら注意が必要です。それぞれの査定の根拠を聞いて、納得できる業者を選びましょう。

納得のできる土地売却を目指そう

土地の売却では、その地域のエリアの相場や不動産売買の特徴をつかんで、最適なタイミングで売り出すことが大切です。自分自身でも相場の価格を把握して、複数の業者から査定をとるなどして、納得できる土地売却を目指しましょう。

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監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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