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さいたま市の不動産売却相場は?一戸建てを売る際のコツや売り時について

都心への通勤が便利で人気の街・さいたま市。このさいたま市にある中古一戸建ての売却相場はいくらくらいなのでしょうか。
この記事では、さいたま市の中古一戸建てについて売出し物件の特徴や、売却における売り時を解説します。また、マンション売却に必要な費用・税金、高く売るコツと注意点、成約状況についてもご紹介していきます。

目次

さいたま市の一戸建て売却相場

まずは、さいたま市の一戸建て売却価格の推移や、県内の売却相場をチェックしましょう。

さいたま市の一戸建て売却価格の推移

2019年のさいたま市の中古一戸建ての平均㎡単価は、116.3万円です。平均㎡単価は、2013年から上昇傾向にあり、過去10年で最も高い売却価格となっています。売却価格の上昇は、さいたま市だけでなく、埼玉県全体、首都圏全体でもその傾向です。

県内での売却相場について

埼玉県内の売却相場を見ていきましょう。中古一戸建て平均坪単価が1番高い地域は和光市で140万円。次いで鶴ヶ島市、蕨市、戸田市、朝霞市と続き、6番目に相場が高いのが、さいたま市です。さいたま市は、埼玉県の平均坪単価86.5万円を大幅に上回っています。

さいたま市の一戸建て売却事例

県庁や教育・文化施設が多くあり、住みやすい浦和区や、さいたま新都心エリアの中央区、交通アクセス良好な大宮駅周辺の大宮区は、平均坪単価が130万円以上とさいたま市内でも相場は高めです。さいたま市中心部から少し離れた見沼区や岩槻区は平均坪単価が80万円程度と比較的手頃な価格となっています。

売却相場を調べる方法

中古一戸建ての売却相場は、以下の2つのサイトを使って調べることができます。

取引事例確認サイトで調べる

実際に不動産が取引された際の成約価格が検索できるサイトがあります。それが、「REINS Market Information(レインズ・マーケットインフォメーション)」と「土地総合情報システム」です。どちらのサイトも公的機関が運営しているため、信頼性が高いという特徴があります。

◆REINS Market Information
 国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営・管理している不動産流通標準情報システム 
http://www.contract.reins.or.jp/search/displayAreaConditionBLogic.do

◆土地総合情報システム
 不動産の取引価格、地価公示・都道府県地価調査の価格を検索して見ることができる 国土交通省のWEBサイト
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
 

不動産広告サイトで調べる

不動産会社のサイトには売り出し中の物件の広告が多数掲載されています。同じ地域、広さや築年数、最寄りの駅までの所要時間など、似た物件を検索すると、おおよその売り出し価格を把握することが可能です。
 

不動産仲介業者選びのコツ

不動産仲介業者によって、売却金額が変わってきます。よりよい不動産仲介業者を選ぶのが、売却成功の鍵です。
不動産業者選びのポイントは、以下の3つです。

・売却力があるか
・宅地建物取引士や仲介の実績を持つ人がいるか
・ サービス内容が充実しているか

事前にホームページなどを見たり、直接問い合わせたりして確認しておきましょう。

さいたま市の売出し物件の特徴とは?

さいたま市で売買されている中古一戸建ての特徴について解説していきます。

特徴1:築20年以内の新しい物件が多い

さいたま市で売り出しされている戸建ては、比較的新しい物件が多いのが特徴です。 2019年のデータによると、築0〜6年が66%、築6〜20年が10%、築20〜40年が16%、築40年以上が7%となっており、築20年以内の比較的新しい物件が多いことがわかります。

特徴2:100㎡以上の広い戸建てが多い

さいたま市で2019年中に売買された中古戸建ての広さの割合は、60〜100㎡が約3割。続いて100〜200㎡が約6割、200㎡が1割弱となっています。このことから、100㎡以上の広い物件が多く売り出されているのが特徴です。

特徴3:東京の平均相場と比べると安い

さいたま市の中古戸建ての相場は、東京の平均相場と比べると安いのが特徴です。また、神奈川県よりはやや安く、千葉県よりは高い傾向にあります。これらのことから、典型的な都心型であるといえるでしょう。

さいたま市の一戸建て売却における売り時

さいたま市の一戸建てを売るのはいつがよいのか、売り時を決める要素と、ベストな売り時について解説していきます。

コロナの影響

新型コロナウイルスの影響により、景気の低迷が続いています。それにより、不動産業界も打撃を受けています。しかし、最近では、コロナだからこそマイホーム取得意欲が高まっていたり、リモートワークを快適にしたいなどから、中古一戸建ての需要が高まっているようです。

中古一戸建ての需要が高まっている傾向にあります。今が売り時と言えるでしょう。中古一戸建ての需要が高まっている傾向にあります。今が売り時と言えるでしょう。

さいたま市の一戸建て売却に必要な費用・税金

一戸建てを売却すると、出ていくお金もあります。売却にかかる費用と税金は、売却価格の約5%です。このことを念頭におき、マネープランも考えておきましょう。

必ずかかる費用

必ずかかる費用は、印紙代(印紙税)と仲介手数料です。
印紙税とは、売買契約書などの文書を作成した際に課税される税金のこと。契約書に収入印紙を貼って納めます。印紙税の額は、物件の売却価格(契約書に記載される金額)によって異なります。
●売却価格別の印紙税額
売却価格(契約書に記載された金額) 印紙税
100万円超500万円以下    1,000円
500万円超1,000万円以下   5,000円
1000万円超5,000万円以下  10,000円
5,000万円超1億円以下    30,000円
1億円超5億円以下      60,000円
5億円超10億円以下     160,000円

仲介手数料は、売却が成立したときに不動産会社に支払う報酬のことをいいます。仲介手数料は、法律によって上限額が決められており、多くの業者が上限額で設定しています。なお、報酬の上限は取引額によって変わり、以下の計算方法で算出できます。

●法律が定める仲介手数料の上限額
取引額             報酬の上限額(税抜)
200万円以下           取引額×5%
200万円超~400万円以下     取引額×4%+2万円
400万円超           取引額×3%+6万円

仲介手数料は、ほとんどの不動産会社が上限額を設定しています。ごくまれに安くしてもらえることもあるようです。
 

状況により掛かる費用

売主の事情や、少しでも高値で売却しやすくするためにかかる費用があります。それは、以下のとおりです。

・クリーニング費用
・リフォーム費用
・広告費(別途広告を依頼した場合)
・抵当権抹消登記費用
・住宅ローンの一括繰り上げ返済の手数料
・譲渡所得税
・住民税
・引越し費用
 

戻ってくる可能性のある費用

一戸建ての売却によって、戻ってくる可能性のある費用もあります。それは、以下のとおりです。

・固定資産税の精算金
・都市計画税の精算金
・火災保険料の返戻金
・住宅ローン保証料の返戻金
・所得税

さいたま市の一戸建てを高く売るコツ

さいたま市の一戸建てを高く売るコツがあります。少しでも高く売るための参考にしてください。

余裕を持った売り出し期間を設定する

売り出し期間は余裕をもって設定しましょう。短期間で売ろうとすると、焦りが生じてしまい、売り出し価格をじっくり検討できず、相場よりも安く見積もってしまい、その結果損をすることがあります。また、売り出し価格を高めに設定して、様子を見ることができません。 マンション売却にかかる期間は、平均で6ヶ月かかるといわれています。最低でもこの期間を確保するようにしましょう。

売り出し価格を交渉する

少しでも高く一戸建てを売却するには、売り出し価格の交渉が不可欠です。一戸建てをはじめとした不動産は、売り出した価格で売れることはほとんどなく、徐々に価格を下げざるをえなくなります。そのため、売り出し当初は相場よりやや高い価格にしておくと、相場程度の価格で売れる可能性が高いです。不動産会社に売却希望価格をしっかり伝え、売り出し価格を相談してください。

さいたま市の一戸建て売却における注意点

さいたま市の一戸建てを売却する場合、どのような点に気をつければよいのでしょうか。売却で損をしないための注意点をご紹介します。

複数の業者に査定を依頼する

不動産会社に一戸建ての売却価格を査定してもらうときには、1社だけでなく、複数の業者に依頼するようにしましょう。複数の業者に依頼することで、

・適正な相場を知ることができる
・信頼できる不動産会社に出会える可能性が高くなる
・売り出し価格や仲介手数料などの比較材料を集められ、よりよい業者を選べる

などがあります。査定の際には、売り出し価格だけを見るのではなく、業者の対応の仕方もチェックしてください。
 

高額すぎる査定には要注意

ほかの業者に比べて、明らかに高い査定額を提示してくる業者には要注意。査定額はあくまでも業者が売れると予想した額で、実際にその額で売ってくれるわけではありません。また、専任媒介契約を取るためや、エリアでの取引経験が少ないために、査定額を高くしてしまっている場合も考えられます。

さいたま市の一戸建て成約状況

最後に、ポラスグループのさいたま市の不動産成約状況についてご紹介します。なお、データは2018年~2020年のものです。

さいたま市で中古一戸建てを買った人の前の住宅は?

2020年に、さいたま市の中古一戸建てを買った人の前の住宅は、以下のとおりです。

・持ち家 15%
・アパート 22%
・マンション 15%
・貸家・一戸建て 3%
・公団住宅 1%
・社宅 2%
・その他 42%

圧倒的に貸家にお住まいだった方が多く、アパートやマンションから中古一戸建てを購入し、住み替えされています。購入理由には、間取りや広さのよさ、自分好みにリフォーム・リノベーションして住める、などが考えられます。
 

さいたま市でのポラスの取引実績

ポラスが取引を行ったさいたま市の平均不動産契約金額は次の通りです。
2018年 2,764万円
2019年 2,628万円
2020年 2,890万円

さいたま市の戸建て売却をスムーズに

自然豊かでありながら、都心へのアクセスも良好なさいたま市は、住みやすい環境といえます。信頼できる不動産業者を選び、スムーズに戸建て売却を進めてください。

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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