
また、買い手が見つかったとしても、買主が住宅ローンを利用する場合、審査がおりるまでに時間がかかってしまうこともあるでしょう。しかし、売却が完了しないまま転勤先へ移るとなると、新しい住まいの家賃と住宅ローンが二重払いになってしまう可能性もあります。
また、相場の変動や、自宅に今まで見つからなかった不具合が出てきたり、近くで安く住宅が売り出されると、家の価値が下がる可能性もありますので、家の売却を考えるのであれば、できるだけ早くに動き始めましょう。
最初にも書きましたが、不動産の売却に強い会社は、3か月以内で売却を目指します。その訳は、すでに検討を始めているお客様や、相談を受けているお客様と数多く接しています。
会社によっては1ヵ月前に転勤の声がかかったり、時間がない中で赴任先の住まいを確保したりと、何かと忙しいと思いますが、マイホーム売却の仲介をお願いする場合は、その物件周辺で購入を希望するお客様を多く保有している不動産会社に相談すると売却に成功しやすいといえるでしょう。
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監修者

大沼 春香(おおぬま はるか)
宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい」
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。
最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。