
そこで今回は、住宅を買い替える最適なタイミングについてご紹介します。
出産は住宅の買い替えに最適なタイミング?そのメリットとは
出産をきっかけに家を買い替え、新しい家に住む主な利点は以下の4つです。
1)家が手狭になるのを防げる
それまで夫婦2人で暮らしていた場合、子供が生まれると人数が増えて家が手狭になるでしょう。そのため、出産前に家を売却して資金を作り、その資金を元手に広い家を購入します。子供部屋や収納スペース、子供が安全に遊べる場所の用意など、出産する前に準備ができるのです。また、広々とした家に買い替えておけば、子共が大きく成長しても暮らしやすさをキープできるでしょう。2)資金計画が立てやすい

出産前に家の買い替えを検討することで、子育てに掛かる資金計画をより具体的にイメージできます。子供の小学校や中学校、高校への進学・教育費用だけではなく、住宅ローン返済に掛かる資金計画も子供の成長に合わせて練ることができるでしょう。 ただし共働き夫婦の場合、出産前後は奥さんがしばらくの間働くことができません。そのため、共働きが難しくなっても無理のない返済プランを立てるようにしてください。
3)子育ての場所を選べる
新しい家を購入するタイミングで、子育てする場所を選ぶことができます。例えば、「子供に通わせたい学校の近くに住みたい」「自然豊かなところで育児がしたい」「子育て支援に積極的な自治体が良い」などの子育て方針に合わせて、暮らすエリアを決めると良いでしょう。4)引っ越しが楽になる
子供が生まれると、おもちゃや教育関連の荷物が増えます。特におもちゃは年々増える可能性があり、引っ越しも大変でしょう。そこで、荷物が比較的少ない出産前に引っ越しを行ったほうが楽です。住宅を早く売りたいときのコツは?

出産を控えている、またはすでに出産をしている場合、できるだけ早く引っ越しをしたいものです。そこで、いま住んでいる住宅を早く売却するコツについてご紹介します。
・不動産会社の査定額(相場)よりも安い価格で売りに出す
・買い手が提示した金額を受け入れる
・不動産会社に買い取りをしてもらう
・室内のクリーニングを行い、印象をよくする
住宅の売却価格を、不動産会社が掲示した査定額より少し安く設定することで、買い手が見つかりやすい傾向にあります。また、買い手のほうから「値下げしてほしい」という要望があった場合、その希望する値下げ幅にもよりますが、できるだけ受け入れると良いでしょう。
他にも、不動産会社に住宅を買い取ってもらう方法や、知り合いに声を掛けて自分で買い手を探す方法があります。中でも住宅を手っ取り早く売りたいときには、不動産会社による住宅の買い取りがおすすめです。
今回は、住宅を買い替える最適なタイミングについてご紹介しました。 出産をきっかけに、家を新しく買い替えるメリットは多く存在します。
具体的には、「家が手狭になるのを防ぐ」「荷物が少なく引っ越しが簡単」「子育ての方針や資金計画が立てやすい」などです。 また、ローンの支払いを軽くするためには、既存の住宅を売却したお金で新しい家を購入し、借入額を少なくすると良いでしょう。
ぜひ、「出産をきっかけに家を売る」ことを前向きに検討してみてください。
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監修者

大沼 春香(おおぬま はるか)
宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい」
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。
最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。