ポラスの不動産売却 ポラスの不動産売却

ポラスの仲介

空き家を放置した際に生じるデメリットとは?

みなさんは空き家の管理をどう行っていますか?

定期的な管理や修繕を行えば長期間維持することもできますが、多くの手間やコストがかかるため、放置されているのが多くの現状のようです。
空き家を放置することは資産価値の低下を早めてしまうだけでなく、老朽化や近隣住民へのトラブル増加などデメリットしかありません。

ここでは空き家の放置によるデメリットについてまとめてみました。

目次

空き家放置で生じるデメリット

 

資産価値低下のデメリット

家は住む人がいなければ、換気や修繕などが行われず急速に老朽化が進みます。
老朽化が進んでしまうと資産価値が大幅に下がってしまうため、とても安い価格で売却しなければならなかったり、解体してしまうしか方法がなくなってしまいます。

一度荒れてしまった家屋は、大規模な修繕を行わない限り元に戻すことは困難であり、解体するにも莫大なコストが必要となってしまいます。
例えば築20年の家であっても、人が住み続けた20年と、空き家のまま放置した20年とでは、同じ20年でも確実に放置物件のほうが資産価値は下がります。
 

近隣トラブルのデメリット

最近テレビなどでも取り上げられている放置空き家の近隣住民トラブル。
老朽化が進んで倒壊の恐れがある問題は極端な例ですが、周辺の景観が悪くなってしまう、庭木が隣の家の敷地まで侵食する、不審者が出入りしている、臭いがひどい、失火や不審火の心配がある、ハチや獣の害獣被害の恐れがあるなど、トラブルの元になる要因は多々考えられます。

空き家を放置することでこのようなリスクが発生し、近隣住民を不安にさせてしまうと言えるのです。
 

老朽化のデメリット

適切な管理や修繕を行っている場合は別ですが、空き家は放置すれば確実に早く傷みます。
空き家になってしまうと換気が行われなくなり、湿気がこもってカビの増殖、木の腐食がひどくなるほか、雨漏りや壁の損傷などで風雨が侵入することで、さらに老朽化が進みます。

倒壊の恐れがあるなど、あまりに老朽化が進んでしまった場合は、「空き家等対策特別措置法」という法律に基づいて、「特定空き家」に認定されてしまう場合があります。
税金面の優遇も受けられなくなり、適切な是正処置を行わないと罰則を受ける可能性もありますので注意しましょう。
 

経済的なデメリット

空き家といえども、固定資産税など一定の税金を支払わなければなりません。
また、特定空き家に指定されてしまうと税金の優遇も受けられなくなり、通常の6倍の税金を支払うことになってしまいます。

特定空き家は老朽化が原因だけでなく、植物繁茂や誰かのたまり場として使われ不法侵入のリスクも考慮されてしまいますので、比較的新しい建物であっても指定される場合もあります。 

放置するしかない空き家はどうすべき?

適切な管理ができず、放置するしか方法がない場合、デメリットのリスクを考えると早急に手放すことを検討してください。

まずは不動産会社に相談して売却する方向で話を進めましょう。
ある程度老朽化が進んで資産価値が下がってしまっている場合は、売却価格が安くなってしまうことは避けられませんが、このまま放置しても価格が上がることはありませんので、妥協することも大切です。

どうしても売れない場合は不動産会社に買取をしてもらうことも可能です。 
 



このように空き家を放置することは多くのデメリットを生むだけでなく、大きな事故につながるケースも考えられます。
上記を参考に空き家放置によるデメリットを十分理解し、売却や買取も視野にいれて早急に手放すようにしてください。

【タグ】#初心者,#コラム,#ポラス,#空き家,

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

無料まずは気軽に無料査定

WEB査定依頼

お電話でも査定受付中!

【不動産売却専用ダイヤル】0120-89-9121

受付時間9:00~18:00 定休日:毎週水曜日

売却をご検討の方へ