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春日部市のマンション売却価格相場・無料査定 | 売れやすい物件の特徴も紹介

春日部のマンションの売却を考えている方に、売却相場や売却価格の推移、売り出しマンションの特徴、コロナやオリンピックを踏まえた売り時など、マンション売却に関する情報をご紹介します。
さらにマンションの売却に必要な費用と税金、高く売るコツ、売却時の注意点とあわせて、ポラスグループの春日部のマンション成約状況もご案内します。

目次

春日部のマンション売却相場

東京都や埼玉の都心のベッドタウンとして人気の埼玉県春日部市。春日部のマンションの売却価格はどのように推移し、売却相場はいくらぐらいなのでしょうか。
 

春日部のマンション売却価格の推移

2020年~2021年初めまでの間に成約した春日部の中古マンションの売却価格を見ると、㎡単価が20万円を超える事例が稀にありますが、15~19万円のケースが多くあります。春日部のマンション売却価格の相場は、現在18万円前後と見ていいのではないでしょうか。

また、春日部のマンションの㎡単価の推移については、2010年頃から20万円前後で横ばいのまま。首都圏のマンションについては、売却価格がここ5年ほどで右肩上がりに上昇していますが、春日部についてはあまり大きな変化が見られない状況が続いています。
 

県内での売却相場について

一方、同じ埼玉県内でもさいたま市大宮区や北区では、㎡単価が30万円~45万円。川口市は20万円~30万円、戸田市は40万円~50万円など、埼玉県中心部の売却相場は春日部市の2倍以上になっています。  
 

売却相場を調べる方法

自分の地域の売却相場を調べたいときは、実際に成約した価格についてリサーチできる、公益財団法人 東日本不動産流通機構のシステム「レインズ(REINS)」がおすすめです。また国土交通省の「不動産取引価格情報検索」で、地域を指定して実際に取引された価格を調べることもできます。

◆レインズ(REINS)
http://www.contract.reins.or.jp

◆不動産取引価格情報検索
https://www.reinfolib.mlit.go.jp/

春日部の売出しマンションの特徴

春日部で売り出されているマンションには、築年数や広さなどいくつかの共通点があります。
 

特徴1:築20~40年以内の築古物件が多い

まず築年数に着目してみると、10年程度の築年数の浅い物件の取引はごく一部で、ほとんどが築20~40年の古い物件です。春日部市は高度経済成長期の前後に、都心のベッドタウンとして都市化が進み、多くの人が暮らすように発展していった街です。そのため、その頃に建築された物件が多く、売り出される中古マンションには築古物件の割合が高いのです。
 

特徴2:60㎡以上の広いマンションが多い

専有面積については、60㎡以上と広い物件が中心となります。間取りでは、3LDKの物件が多いでしょう。これはファミリー層が多く住んでいる春日部の街の特徴のひとつです。
 

特徴3:東京の平均相場と比べると安い

東京の都心にある中古マンションの売却価格は、㎡単価が50万円以上は当たり前。100万円を超える物件もあるほど高くなります。それに比べると春日部は、専有面積が広い物件を都心の1/2や1/3の価格で購入できるという点で、とても魅力的なマーケットと言えます。

春日部のマンション売却に必要な費用・税金

マンションの売却には、さまざまな費用や税金が発生することを忘れてはいけません。これらの費用と税金は、売却価格のおよそ5%となり、それを売却価格から差し引いた分が手元に入ることになります。マンションの売却計画では、これらの費用と税金についても考えておきましょう。
 

必ずかかる費用

マンションを売却するときに必ずかかるのが、仲介手数料と印紙代です。仲介手数料は、売却を依頼する不動産会社に支払うもので、「仲介手数料=売却価格×3% + 6万円 + 消費税」の計算式で算出できます。売却価格が2000万円の場合、仲介手数料は72万6,000円です。

印紙代は、不動産売買の契約書に貼り付けて納付する税金です。税額は売却価格によって異なり、500万円超~1,000万円以下なら5,000円、1,000万円超~5,000万円以下は1万円、5,000万円超~1億円以下は3万円です。
 

状況により掛かる費用

マンションの売却価格が、購入金額と諸費用を合わせた金額より高くなり売却益が出た場合は、譲渡所得税と住民税を支払わなければなりません。譲渡所得税と住民税は、不動産を5年を超えて所有していた場合、税率が低くなりますので、所有期間がどのくらいになるか確認するといいでしょう。

また、住宅ローンがまだ完済していないなら、ローンを一括返済する際の手数料と、抵当権抹消登記費用がかかります。さらに、マンションの売却時にリフォームやクリーニングを行ったり、売り出し広告を追加したりする場合、その分の費用をみこしておく必要があります。
 

戻ってくる可能性のある費用

一方、マンションの売却で、すでに支払い済みの費用で返ってくる可能性があるのが、管理費、修繕積立金、固定資産税、都市計画税、火災保険料、ローン保証料です。これらは売却時に清算されるので、すでに多く払っていた分があれば返金されることとなります。
また、マンションを売却しても購入額より低い価格となったときは、確定申告を行うのがおすすめ。こうすると、マンションの売却でマイナスとなった分を給与所得などから差し引き、結果として所得税や住民税を減額できます。

春日部のマンションを高く売るコツ

売却予定の春日部のマンションを、できるだけ高く売るためには、次の2つのコツを抑えておきましょう。
 

コツ1:余裕を持った売り出し期間を設定する

「●月までに売却したい」など希望の売却時期を考えるとき、あまりにも短い期間で設定するのはおすすめしません。十分な売り出し期間がないと、納得のいかない価格で妥協しなければならないケースが多くなってしまいます。満足できる価格で売却するためには、少なくとも3ヶ月ほどの売り出し期間は見ておきましょう。
 

コツ2:売り出し価格を交渉する

マンションの売買では価格交渉が行われるのが前提です。そのため、相場より1割ほど高い価格で売り出すと、相場ぐらいの金額で成約できる可能性が高くなるでしょう。売り出し価格は不動産会社ではなく売主が決めるものですから、いくらで売り出すべきか、不動産会社に相談しましょう。

春日部のマンション売却における注意点

不動産の売却経験が何度もあるような方は、あまりいないはず。初めてや少ない経験の中でも失敗しないために、次のようなことに注意しましょう。
 

注意点1:複数の業者に査定を依頼する

マンションを売却するとき、まず最初に不動産会社に査定を依頼する方が多いでしょう。そのとき、ぜひ「一括査定」のサービスを利用して、複数の会社に査定を依頼することをおすすめします。その方が査定額の精度が上がり、適した相場を把握できますし、どの不動産会社が信用できるか見極める判断材料にもなります。
 

注意点2:高額すぎる査定には要注意

ただ、高すぎる査定額を提示する不動産会社があったときは、注意が必要。他社より高い査定額で注目を集めているだけかもしれません。他より高すぎたり低すぎたりする査定額があったら、その根拠についてぜひ説明してもらいましょう。

春日部のマンション成約状況

最後に、春日部におけるポラスグループのマンション成約状況についてご紹介します。データは2018年~2020年の3年間のものです。
 

春日部で中古マンションを買った人の前の住宅は?

春日部の中古マンションを購入した人が、購入前に住んでいた住宅は次の通りです。

・持ち家 33%
・貸家 35%
・その他 29%

借家全体で35%に対して、不動産をすでに所有していた人は33%と、比較的多いことが伺えます。家族構成の変化などをきっかけに、より広い住宅を求めて春日部のマンションを購入し、住み替えを行っているのかもしれません。
 

春日部でのポラスの取引実績

ポラスが取引を行った春日部のマンションの平均契約価格と平均延べ床面積は次の通りです。

2018年 60.8㎡ 929万円
2019年 63.8㎡ 1,020万円
2020年 64.2㎡ 1,029万円

春日部の地域情報を把握して、マンション売却へ

春日部のマンションの売却を成功させるためには、春日部の地域情報や周辺相場について、まず把握することが大切です。納得できる価格で売却するためにも、これらの情報を最初にチェックしてはいかがでしょうか。

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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