
そんなさいたま市中央区に所有している不動産の売却を考えている方に、この記事では、不動産取引価格の推移、不動産価格などについて解説。そのほか、地域情報、不動産相場の調べ方、不動産売却で損しないための業者選びのコツもご紹介していきます。
目次
さいたま市中央区の不動産取引価格の推移
まずは、さいたま市中央区の土地、マンションの取引価格の推移を見てみましょう。
さいたま市中央区の土地の取引価格の動向
2021年直近のさいたま市中央区の土地の平均価格相場は、坪単価119万円/坪、36.0 万円/㎡でした。2020年の土地相場と比較すると、21.3万円増加し、大幅に上昇していることがわかります。価格上昇の要因は、DINKS(共働きで子供を意識的に作らない、持たない夫婦)や、子どもが独立した後の老後世帯を対象とした、土地面積60平方㎡未満の中規模物件数が増加したためと考えられます。
さいたま市中央区のマンションの取引価格の動向
2021年直近のさいたま市中央区のマンションの平均価格相場は、50.2万円/㎡でした。2020年の中古マンション相場と比較すると、3万円増加しています。価格上昇の要因として考えられるのは、平均築年数が減少したことでしょう。さいたま市中央区の不動産価格について
さいたま市中央区の不動産価格はどれくらいで、どのように推移しているのでしょうか。また、今後の不動産価格の動向についても解説していきます。
さいたま市中央区の不動産価格の推移
2021年のさいたま市中央区の公示地価は、平均31万7809円/㎡、坪単価平均105万0609円です。前年からの変動率は-0.26%となっています。2013年から、公示地価は上昇傾向にあります。今後の不動産価格の動向について
さいたま市中央区の不動産価格は、2013年から上昇傾向にあります。これは、2013年に東京オリンピックが開催されることが決まったことにより、建築費が高騰したことによるでしょう。しかし、コロナの影響や深刻な少子高齢化により、これからも上昇し続けるのかは不明です。土地や家など、不動産の売却を検討している方は、地価が上昇している今が売り時と言えるでしょう。
さいたま市中央区の地域情報

地域情報では、どのような人がどれくらい住んでいるのか、現在の住まい状況などを知ることができます。ここでは、さいたま市中央区の地域情報をご紹介します。
さいたま市中央区の人口・世帯数の推移
令和3年8月現在のさいたま市中央区の人口は、102,741人です。これは、さいたま市にある10区のなかで3番目に少ない数となっています。世帯数は49,405世帯で、こちらもさいたま市内で3番目に少ない数です。中央区の人口、世帯数が少ないのは、ほかの区に比べて面積が狭いからでしょう。ただし、人口、世帯数ともに、ゆるやかに上昇しています。さいたま市中央区の空き家率
2018年の調査によると、さいたま市中央区の空き家率は9.9%で、約4,810戸でした。前回の調査が行われた5年前の空き家率は9.35%だったので、0.55%上昇していいることがわかります。不動産の売却相場を調べるには?
不動産の売却相場は、自分で調べることができます。調べるときには、次の2つのサイトを利用してみてください。
大手不動産会社サイト
同じ地域、広さや築年数、最寄りの駅までの所要時間など、似た物件を検索して、売り出し価格をチェックしてみましょう。 おおよその相場をつかむことができます。取引事例確認サイト
取引事例確認サイトには、「REINS Market Information(レインズ・マーケットインフォメーション)」「不動産情報ライブラリ」があります。これらのサイトは、公的機関が運営しており、実際の取引に基づく成約価格が公表されています。よって、信頼性が高いのが特徴です。不動産売却で損しないための業者選びのコツ
不動産売却を成功させるには、よりよい業者を選ぶことです。業者選びのコツをご紹介していきます。
コツ1:査定額が適正な業者を選ぶ
査定額は、高すぎても、低すぎてもよくありません。というのも、高すぎると売れませんし、低すぎると利益が出ないためです。業者のなかには、売主と専任媒介契約を結ぶことを目的に査定額を高く提示してきたり、専門性がないために相場がわからず、低く提示してくることがあります。適正な査定額なのかを確認し、高すぎたり低すぎたりする場合には、査定価格の根拠を聞きましょう。根拠をしっかり説明できるかどうかも、不動産業者を選ぶ際の判断基準になります。
また、不動産の売却価格の査定は、1社だけでなく、複数の業者に査定してもらうようにしましょう。複数の業者に依頼するメリットには、
・適正な相場を知ることができる
・信頼できる不動産会社に出会える可能性が高くなる
・売り出し価格や仲介手数料などの比較材料を集められ、よりよい業者を選べる
などがあります。査定の際には、売り出し価格だけを見るのではなく、業者の対応の仕方も確認するようにしてください。
コツ2:電話や個別での対応もチェック
対応の仕方で、不動産業者の良し悪しを見極めることができます。たとえば、電話をかけて問い合わせした際の対応、価格査定を依頼した際の対応などです。質問や疑問に、真摯に答えてくれる業者であれば、売却まで安心して任せることができるでしょう。コツ3:評判や口コミを調べる
評判や口コミを調べるのも業者選びのコツのひとつです。評判や口コミには、率直なコメントや公平な意見が書かれています。インターネットなどで、評判や口コミをチェックし、よりよい業者選びに活かしましょう。さいたま市中央区の不動産売却におすすめの業者
ポラスの不動産取引件数は、5,041件(2020年3月期実績)。多くの取引実績があります。また、売却満足度94.3点(2020年度実績)と、多くのお客様に信頼していただいています。不動産のプロである宅地建物取引士も多数在籍。さいたま市中央区の不動産売却は、ぜひ、ポラスにおまかせください。
さいたま市中央区の不動産は今が売り時
さいたま市中央区の不動産価格は、上昇し続けています。不動産を売却したいと考えている方にとっては、今が売り時。ぜひ、検討してみてください。
監修者

大沼 春香(おおぬま はるか)
宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい」
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。
最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。