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不動産買取業者の選び方のポイントを紹介!利用すべきシーンや仲介との違いも解説

不動産を手放すとき、通常であれば、不動産会社の仲介による売却方法を選びます。
しかし「できるだけ早く売却したい」「すぐに現金が必要」といった場合、おすすめの売却方法が不動産の買取です。

今回の記事では、この不動産買取を徹底的に解説。不動産買取の概要をはじめ、買取業者の選び方のポイント、買取業者の探し方、買取のメリット・デメリットなどを分かりやすくご紹介します。

どんな取引方法?

不動産買取とは、売却したい物件を不動産会社などに直接買い取ってもらう取引方法です。買取を専門におこなう不動産会社や買取業者も存在します。
 

かかる期間と流れ

不動産買取で物件を売却する場合、一般的な不動産売却のような販売活動が省かれるため、最短1週間、最長でも1ヶ月ほどの期間で売却できます。
不動産買取の流れは、以下のような手順になります。

 1.物件の相場を調べる
 2.買取業者を探し、買取査定を依頼する
 3.買取業者を決める
 4.買取業者と売買契約を結ぶ
 5.決済・引き渡し・確定申告
 

仲介との違いは?

不動産売却において、仲介と買取の大きな違いは、物件の買主です。
仲介の場合、買主が個人に対し、買取の場合、買主が不動産会社になります。また、買取で売却すれば、仲介手数料がかかりません。さらに、買取ならば、売却期間や販売活動の手間も省けますが、売却価格は、仲介よりも安くなってしまいます。
 

買取すべき人

不動産買取は「早く不動産を売りたい人」「すぐに現金が必要な人」「確実に物件を売却したい人」「近隣に売却を知られたくない人」などにおすすめの取引方法です。

業者選びで失敗しないためのポイント

ここからは、不動産の買取を依頼する業者選びの見極め方をご紹介します。不動産買取業者の選定に失敗しないためにも、しっかりとポイントを抑えるようにしましょう。
 

ポイント① 査定価格の高い業者

買取業者は、査定価格の高い会社を選ぶようにしてください。仲介の査定価格と異なり、買取の査定価格は、そのまま買取価格となるからです。
複数の買取業者に査定を依頼し、一番高値を付けてくれた会社と話を進めていけばよいでしょう。
 

ポイント② 買取の実績が豊富な業者

買取の取引が豊富な業者も信頼できます。取引実績数の多さは、それだけ買取を得意としている証拠だからです。
また、買取に慣れた業者は、買取価格の交渉にも親身な対応を見せてくれます。信頼できる買取業者は、取引実績数や口コミを自社のホームページに公開しているため、しっかりとチェックしてください。

業者を探す方法

ここからは、おもな不動産買取業者の探し方をご紹介します。
 

方法① 直接買取業者に連絡を入れる

不動産買取業者に、直接連絡を入れてみてください。インターネットなどで買取業者の連絡先を調べ、電話やメールなどで直接問い合わせる方法です。店舗の所在地が分かれば、直接訪ねてみるのもよいでしょう。
 

方法② ポータルサイトの利用

不動産会社に関するポータルサイトを利用するのも、買取業者を探す代表的な方法です。
買取業者の企業情報をまとめているため、探しやすいうえに、業者の特徴や取引実績数などを簡単に比較することができます。

業者を利用するおすすめのケース

どのような状況のとき、買取業者に不動産の買取を依頼するべきなのでしょうか?ここでは、買取業者の利用をおすすめする具体的なケースをご紹介します。
 

ケース① 相続税対策のため

買取業者を利用するおすすめのケースとして、相続税対策が挙げられます。原則的に相続税は、現金納付だからです。
複数の相続人がいる場合、遺産分割の協議に時間を要することが多いため、仲介による売却では、相続税の納税期限に間に合わない可能性があります。
そんなとき、短期間で不動産を売却・現金化できる買取が利用されるようです。
 

ケース② 連帯債務を解消するため

夫婦が離婚する際も買取業者の利用におすすめです。離婚に伴い、夫婦間における住宅ローンの連帯債務や連帯保証人を解消する必要があります。

不動産を買取で売却し、事前に住宅ローン残債を完済しておけば、離婚後に連絡を取らずに済むからです。また、秘匿性が高い買取は、近所に不動産の売却を知られる可能性も低くなります。
 

ケース③ 事故物件を処分するため

事故物件を売却するために、買取業者を利用するケースも珍しくありません。事件や事故などで、心理的瑕疵(かし)のある物件となった不動産は、売却が困難になり、固定資産税などの維持費もかかってしまうからです。
買取業者であれば、事故物件であってもすぐに売却することができます。

不動産買取のメリット

買取業者が買主となる買取は、仲介にはない利点がいくつかあります。ここからは、不動産買取のおもなメリットを見ていきましょう。
 

メリット① 短期間で現金化できる

一般的な仲介の場合、不動産を売却するまでに、平均4ヶ月~6ヶ月の期間を要します。条件次第では、それ以上長期化することも珍しくありません。
しかし、買取の場合1週間~1ヶ月程度で売却ができるため、短期間で物件を現金化することが可能です。
 

メリット② 仲介手数料が0円

仲介で不動産を売却すれば、基本的に仲介手数料が発生します。
仲介手数料は「(不動産の売却価格×3%)+6万円+消費税」で算出されるため、売却価格が3,000万円の場合、約75万円の仲介手数料がかかるのです。
しかし、仲介業務が不要な買取ならば、仲介手数料が0円となります。

不動産買取のデメリット

買主が買取業者であることから、仲介とは異なるリスクも発生するようです。ここからは、不動産買取のおもなデメリットをご紹介します。
 

デメリット① 売却価格が安くなる

買取の大きなデメリットは、売却価格が相場よりも安くなることです。
一般的に、相場の70%~80%で物件が売買されます。買取業者は、基本的に買い取った物件を再販するのですが、その際に必要な改修費用を査定額から差し引くため、どうしても相場よりも売却価格が安くなるのです。
 

デメリット② 買取業者の数が少ない

不動産の買取業者が少ない点も、買取のデメリットに挙げられます。
これは、仲介業務のみ対応する不動産会社が多いためです。また、不動産のある地域や立地、物件の種類(土地・一戸建て・マンション)や条件などによっては、買取を断る業者も少なくありません。

不動産の早期売却を考えるのなら買取を利用しましょう

不動産買取は、不動産会社などに物件を直接買い取ってもらう売却方法です。買主が買取業者になるため、一般的な仲介の売却よりも、短期間で不動産を手放すことが可能であり、条件の悪い不動産でも現金化することができます。

ただし、相場よりも売却価格が安くなる、買取業者の数が少ないといったデメリットがあることも把握しておくことです。
そのため、自分の目的や状況を踏まえ、慎重に信頼できる買取業者を選んだうえで、買取での売却を決断するようにしてください。

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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