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高く売れる土地と売れない土地の違いは?売るための条件や対策を解説

土地を少しでも高く売却したい方へ

  • 土地を持っているけど高く売れるか不安な方は、この記事で売値相場をチェック
  • 高く売れる土地や売れない土地の条件を知ることで、高額で売れる可能性が高まります
  • 業界No.1の「ポラス」なら、土地を高く売ってくれる不動産会社が見つかります
土地には高く売れるものと売りづらいものがあります。それぞれどのような違いがあるでしょうか?

また、土地をできる限り高く売る方法も解説します。相続等で活用しづらい土地を譲り受けた方や、土地の売却にお困りの方は参考にしてください。

目次

高く売れる土地の特徴

高く売れる土地は、売れるだけの特徴があります。一般的に高く売れる土地は、どのような条件を備えているでしょうか。
需要が高く、高く売れやすい土地について解説します。
 

特徴① 立地条件が良い

土地の値段に最も影響を及ぼす要素は、立地です。
そもそも立地が良いとは、駅から徒歩5分圏内、周りにスーパーや薬局が充実している、大型ターミナル駅から徒歩圏内などの便利な場所を指します。
特に駅からの利便性は、重要な評価ポイントです。特に都会では、車を使う人も少ないため、駅からの近さが重要といえます。
 

特徴② 建ぺい率や容積率の条件が良い

建ぺい率や容積率が大きい土地ほど、高く売れる可能性は高くなります。建ぺい率と容積率は、その土地に対してどれほどの大きさの建物が建てられるかを定めたものです。
具体的に建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合です。
容積率とは、敷地面積に対する延べ床面積の割合のことです。

例えば物件を賃貸に出す場合、建ぺい率や容積率によって部屋数が変わるため、収益性も変わります。
 

特徴③ 用途の制限を受けにくい

用途の制限を受けにくい土地は、さまざまな建物を建てることができるため、高値がつきやすいです。
 
一口に住宅地と言っても様々な種類の土地があるため、建てられる建物の種類や高さなどの面で条件が変わります。例えば低層な住宅の専用地域もあれば、道路の沿道にある店舗など、サービス業と住宅が立地することを許可された地域もあります。
 

特徴④ 形状が正方形に近い

土地の形状も重要です。具体的には、正方形に近い方が使いやすく、価値が高いと言われています。
正方形や長方形の土地は、土地の広さを有効活用して建物を建てることができ、駐車場も設けられます。また道路への接地面が広いため、車もスムーズに出入りできる点がポイントです。

高く売れない土地の特徴

反対に高く売れない土地の特徴は、どのようなものがあるでしょうか。
具体的に3つのポイントを紹介します。
 

特徴① 立地条件が悪い

もちろん立地条件が悪い土地は、高く売れません。駅まで徒歩で15分以上かかる土地は、それだけで値段が一気に下がります。
車移動が主流の地域では、多少遠くても問題ないかもしれません。しかし駅からの近さは大きく値段を左右します。
 

特徴② 地盤が弱い土地や傾斜地

次に災害に弱い土地です。
例えば地盤が悪く、地震の揺れに耐えられない土地は、値段が下がってしまいます。日本は地震大国のため、重要なポイントです。
また傾斜地は地震時に地すべりが起こる可能性が高いため、価値が低くなってしまいます。
 

特徴③ 周辺に心理的瑕疵要因となる施設がある

周辺に人が嫌うような建物や設備がある場合は、土地の価値が下がってしまいます。例えば火葬場、風俗店、暴力団の事務所、墓地等です。
このような場所が近くにあると、住む人は気になってしまいます。特に窓からしっかり見える場所は嫌煙されてしまいます。

土地が売れない場合の対処法

これから土地を購入する方は、上記に挙げたポイントを意識しながら土地を購入すれば問題ありません。しかし相続で土地を譲り受けた方は、簡単にはいきません。

そこで、土地がなかなか売れない場合の対処法を紹介します。高値で売りづらい土地も、できる限り高額で売るために勉強しましょう。
 

対処法① 周辺の土地と合わせて大きな土地にする

旗竿地のような使いづらい土地をお持ちの場合は、周辺の土地を購入して、土地を大きくすることもひとつの手です。周りの土地と合わせれば、きれいな長方形に近づき使いやすくなる可能性もあります。
土地の形状と広さ、大きさを変えるだけで、需要が著しく増えることもあるのです。
 

対処法② 隣の土地を持つ人に売却する

土地は、周辺に土地を持つ人に高く売れることがあります。上記で紹介したように、周辺の土地と合わせて高く売れるケースがあるためです。双方にメリットがある取引ができます。
 
土地の売却では、不動産会社を挟んで値段交渉が行われます。相手も少しでも安く土地を手に入れたいため、煩雑な作業になるでしょう。
これが隣の方に売れると、人間関係がある程度できているため、スムーズに取引が進むことが多くなります。値段的にも取引的にもメリットのある選択肢です。
 

対処法③ 形状が綺麗でない土地は売り方を変える

土地の形状が綺麗でない場合は、活用することが難しく価値も低いです。例えば旗竿地は車が出入りしにくいため、人気がありません。
このような土地は、工夫次第で高く売れる可能性も残っています。
 
坂の途中にある土地は、上り下りが大変なため高値がつきにくいですが、眺望の良さをアピ―ルできることもあります。
高い価値がつきづらい土地は、上記のように売り方を考えてみてください。
 

対処法④ 権利関係が複雑な土地は権利を整理する

権利関係が複雑な土地は、話がややこしくなりなかなか売れないこともあります。例えばひとつの土地に3人の権利者がいる場合などです。
権利関係が複雑な場合は、権利関係を整理してから売却することをおすすめします。権利を整理した後であれば、問題なく市場価格で売ることができるでしょう。
 

対処法⑤ 価格を下げる

どうしても売却がスムーズにいかない場合は、価格を下げることも検討しましょう。早く現金化したい場合は、価格を下げることをいち早く検討すべきです。
また価格を下げるつもりで「価格交渉OK」と売り出すこともおすすめです。多少価格は下がるかもしれませんが、好条件で買ってくれる相手を見つけやすいためです。
ただし、交渉前提で高すぎる設定にしてしまうと、そもそも交渉までいかない場合がありますのでその点は注意してください。

土地をできるだけ高く売ろう

土地は高く売れるものも売れないものもあることがわかりました。しかし条件が悪いからといってあきらめてはいけません。今回紹介した対処法を参考に、工夫して土地を売りましょう。

土地の売却は大変な作業ですが、頑張り次第で価格に大きな差が出ます。少しでも土地が高く売れるよう、信頼できる不動産会社に相談し、自分でも勉強しましょう。

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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