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船橋市の不動産の売り時は?売却相場や失敗しないためのコツをご紹介

千葉県船橋市にある不動産を売却したいとお考えの方に、不動産売却価格の推移や相場、売却事例をご紹介します。また、不動産を売却するのにベストなタイミングはいつか、不動産売却の流れと費用、売却を成功させるための業者選びのコツも解説していきます。

目次

船橋市の不動産売却相場

まずは船橋市の不動産売却相場を見ていきましょう。
 

船橋市の不動産売却価格の推移

船橋市内のマンション、一戸建て、土地の価格の平均相場の推移は以下のとおりです。

■マンション
2020年のマンション取引の平均価格は、1,944.6万円でした。2017年は2,129.3万円、2018年は2,158.0万円、2019年は2,127.8万円という結果でした。
2020年になって、価格が少し下がっていることがわかります。

■一戸建て
2020年の一戸建て取引の平均価格は、2,720.5万円でした。2017年は3,248.0万円、2018年は3,100.6万円、2019年は3,040.4万円という結果でした。
2020年になって、300万円近く価格が下がっていることがわかります。

■土地
2020年の土地取引の平均価格は、2,102.9万円でした。 2017年は2,289.4万円、2018年は2,456.2万円、2019年は2,208.0万円という結果でした。
マンション、一戸建て同様、2020年になって価格は下落傾向にあります。
 

県内での売却相場を比較

千葉県内でも、市によって売却相場は変わります。人気エリアである千葉市中央区、市川市と、船橋市の売却相場と比較してみましょう。

千葉市中央区の売却相場は、マンションが約2,369万円、一戸建てが約3,217万円、土地が約1,913万円という結果でした。

市川市の売却相場は、マンションが約2,530万円、一戸建てが約4,005万円、土地が約3,013万円という結果でした。

船橋市の売却相場は、マンションが約1,944万円、一戸建てが約2,720万円、土地が約2,102万円だったので、千葉県中央区や市川市と比較すると、船橋市の売却相場は低いことがわかります。
ただし、県全体の平均相場と比較すると、一戸建てと土地は船橋市が上回っています。

船橋市の不動産売却事例

実際に船橋市で取引された不動産売却事例をご紹介します。
 

マンションの取引事例


所在地 最寄り駅・所要時間 取引価格   間取り  面積 築年数
旭町  塚田駅から9分    1,700万円  3LDK  65平米 築27年
印内町 西船橋駅から3分   2,000万円  1LDK  35平米 築21年
本町  船橋駅から6分    4,300万円  3LDK  65平米 築21年
 

一戸建ての取引事例

所在地  最寄り駅・所要時間  取引価格   面積  築年数
本町   新船橋駅から2分   4,000万円 60平米   築33年
飯山満町 飯山満駅から15分   2,000万円 100平米 築22年
新高根  高根公団駅から6分  1,900万円 120平米 築23年
 

土地の取引事例

所在地 最寄り駅・所要時間  取引価格   面積  坪単価
柴山  高根木戸駅から12分  3,100万円 230平米 46万円
駿河台 東船橋駅から8分     2,200万円 125平米 60万円
坪井町 船橋日大前駅から15分 2,800万円 165平米 56万円

船橋市の売出し物件の特徴とは?

船橋市の売出し物件には、共通する特徴があります。
その特徴はアピールポイントにもなるので、しっかり押さえておきましょう。
 

北口はファミリー向け

船橋駅の北口エリアに物件があるのならば、ファミリー層をターゲットにするとよいでしょう。
北口エリアには、デパートや大型スーパー、天沼弁天池公園など、ファミリーで楽しめる施設が充実しています。
 

南口は単身者向け

船橋駅の南口エリアに物件がある場合には、独身の単身者にアピールできます。
このエリアには、ドラッグストアやゲームセンター、飲食店など、独身の単身者に便利な施設がそろっています。

船橋市の不動産売却における売り時

船橋市の不動産売却では、いつ売りに出せばよいのか悩むことがあるかもしれません。
結論から申し上げると、船橋市の不動産売却における売り時は今です。
というのも、売却相場の推移からもわかるように、船橋市の不動産相場は下落傾向にあります。また、今後景気が悪化すると予測されているため、今がベストな売り時といえるのです。
なるべく早く売りに出すようにしたほうが、高額で売却できる可能性が高いでしょう。

船橋市の不動産売却の流れと費用

船橋市の不動産売却の流れと費用について解説していきます。
 

不動産売却の流れ

不動産売却の流れは次のとおりです。
【1】査定依頼
  まずは、複数の不動産会社に不動産の査定を依頼します。
【2】不動産会社をしぼる
  査定してもらった不動産会社のなかから、不動産会社を2〜3社にしぼります。
【3】訪問査定
  不動産会社に直接物件を調査してもらい、査定してもらいます。
【4】媒介契約締結
  訪問査定の結果を比較検討し、売却仲介を依頼する不動産会社を選びます。そして、媒介契約を結びましょう。
【5】売却活動
  不動産会社はチラシを作ったり、広告を出したりして、売却活動を行います。購入希望者が現れたら、内覧を行います。
【6】売買契約締結
  買主と価格交渉を行い、売買契約を結びます。契約書を交わし、手付金などの支払い、引き渡し日を決めます。
【7】引き渡し
  買主に物件を引き渡せば、売却完了です。
 

不動産売却に必要な費用

不動産売却に必要な費用は以下のとおりです。

■仲介手数料
 売却が成立したときに不動産会社に支払う報酬。

■印紙税
 売買契約書などの文書を作成した際に課税される税金。契約書に収入印紙を貼って納める。

■抵当権抹消登記費用
 抵当権を不動産登記簿から抹消するための費用。
■譲渡所得税
不動産売却時に得た利益にかかる税金。

船橋市の不動産売却を成功させるための業者選びのコツ

船橋市の不動産売却を成功させるために大切なのは、業者選び。選ぶときのポイントをご紹介します。
 

担当者がしっかりしているか確認

不動産会社の営業担当者が信頼できる人なのかをチェックしましょう。
たとえば、次のような点を確認してみてください。

・宅建取引士の資格を保有しているか
・電話や個別での対応は丁寧か
・疑問について、明確に応えてくれるか
 

査定依頼を複数業者で比較する

査定依頼は、1社だけでなく、複数の業者に依頼するようにしましょう。 そうすることで、適正な相場を知ることができます。
また、売り出し価格や仲介手数料などの比較材料を集められ、よりよい業者を選べるのもポイントです。
 

高額な査定は要注意

ほかの業者に比べて、明らかに高い査定額を提示してくる業者には注意しましょう。
査定額はあくまでも業者が売れると予想した額。実際にその額で売ってくれるわけではないからです。

また、専任媒介契約を取るためや、エリアでの取引経験が少ないために、査定額を高くしてしまっているケースもあります。
妥当な査定額なのか、自分自身でも調べておくとよいでしょう。

船橋市の不動産を売却するなら今!

船橋市の不動産を売却するなら、今がベストな売り時です。
紹介した売却の注意点などを踏まえて、売却を検討してみてください。

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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