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足立区の一戸建て売却相場
まずは、足立区の一戸建ての売却価格の推移や、都内の売却相場をチェックしましょう。
足立区の一戸建て売却価格の推移
足立区の中古一戸建ての売却価格は、2015年以降上昇を続けており、比較的高い水準を保っています。2019年の足立区の中古一戸建て平均坪単価は、130.7万円です。この価格は直近過去10年で最も高い相場となっています。都内での売却相場について
足立区の中古一戸建て相場は、東京23区のなかで21番目です。足立区と同じくらいの平均坪単価の区には、江戸川区や葛飾区があります。23区内では比較的低い順位ですが、中古一戸建て平均坪単価が116.4万円の神奈川県や、86.5万円の埼玉県など近隣の県と比べると高い相場となっています。一戸建ての売却相場を調べる方法
一戸建ての売却相場は、以下のサイトで調べることができます。 不動産広告サイトでは、売却したい一戸建てと似た条件で検索し、おおよその売却価格を見てみましょう。「REINS Market Information（レインズ・マーケットインフォメーション）」や「土地総合情報システム」では、過去の不動産取引の情報や価格を提供しています。検索したい条件を選択して調べてみてください。
足立区の売出し戸建ての特徴
足立区で売り出しされている戸建てには、以下のような特徴があります。
特徴1：築20年以内の新しい物件が多い
足立区で売り出しされている戸建ては、新しい物件が多いのが特徴です。 2019年のデータでは、築0〜6年が約5割、築6〜20年が約1割、築20〜40年が約2割となっており、築20年以内の比較的新しい物件が多いことがわかります。特徴2：100㎡以内の物件が半分
足立区で2019年中に売買された中古戸建ての広さの割合は、60〜100㎡が5割。続いて100〜200㎡が3割、200㎡が1割となっています。このことから、60㎡以上の広い物件が多く売り出されているのが特徴です。特徴3：他県に比べ比較的相場が高い
足立区の中古戸建ての相場は、東京の端のほうにあるとはいえ、神奈川や埼玉などの他県と比べると高いです。典型的な都心型であるといえるでしょう。
足立区の一戸建て売却に必要な費用・税金
一戸建てを売却するときには、費用や税金による出費もあります。どのような費用がかかるのか、確認しましょう。
必ずかかる費用
必ずかかる費用には、印紙代（印紙税）と仲介手数料があります。 印紙代（印紙税）は、不動産売買契約書を作成するときに課税される税金です。収入印紙を貼ることで納めます。 印紙税の額は、物件の売却価格によって変わります。金額別の印紙税は以下のとおりです。記載金額 印紙税
1万円未満のもの 非課税
1万円以上10万円以下 200円
10万円超50万円以下 400円
50万円超100万円以下 1,000円
500万円超1,000万円以下 10,000円
1000万円超5,000万円以下 20,000円
5,000万円超1億円以下 60,000円
1億円超5億円以下 100,000円
5億円超10億円以下 200,000円
10億超50億円以下 400,000円
50億円超 600,000円
金額の記載のないもの 200円
仲介手数料は、買主を探してもらった不動産会社に、成功報酬として支払う手数料です。仲介手数料は、法律によって上限額が決められていますが、ほとんどの場合上限額を仲介手数料として設定しています。 仲介手数料も、取引額によって変わります。仲介手数料は以下の計算方法で算出できるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
法律が定める仲介手数料の上限額
取引額 報酬の上限額（税抜）
200万円以下 取引額×5%
200万円超～400万円以下 取引額×4%＋2万円
400万円超 取引額×3%＋6万円
状況により掛かる費用
少しでも高値で売却するためにかける費用や、売主の事情により必要となる費用があります。状況別に説明しましょう。 少しでも高値で売却するためにかける費用には、・家をきれいにするためのクリーニング費用
・古くなった設備などのリフォーム費用
・別途広告を依頼した場合にかかる広告費 があります。
売主の事情により必要となる費用は、以下のとおりです。
・引越し費用
・抵当権抹消登記費用
・ローン返済手数料
・譲渡所得税
・住民税
・消費税
戻ってくる可能性のある費用
戸建てを売却した際に、戻ってくる税金や保険料などもあります。それらの費用には、次のようなものがあります。・固定資産税
・都市計画税の清算金
・火災保険料の返戻金
・住宅ローン保証料の返戻金
・所得税
足立区の一戸建てを高く売るコツ
一戸建てを売却するときには、少しでも高く売りたいと誰しも思うことでしょう。そのコツをご紹介します。
コツ1：余裕を持った売り出し期間を設定する
売り出し期間に余裕をもったほうが、高く売れる可能性が高まります。短期間で売ろうとすると、焦ってしまい、売り出し価格をあまり検討できず、相場よりも安く見積もってしまって損をすることがあります。また、売り出し価格を高めに設定して、様子を見ることができないのもマイナス要素です。 マンション売却にかかる期間は、平均で6ヶ月かかるといわれています。最低でもこの期間を確保したほうがよいでしょう。
コツ2：売り出し価格を交渉する
少しでも高く一戸建てを売却するには、売り出し価格の交渉が欠かせません。一戸建てをはじめとした不動産は、売り出した価格で売れることはほとんどなく、徐々に価格を下げていくことになります。そのため、売り出し当初は相場よりやや高い価格にしておくことをおすすめします。適正な不動産価格を提案してくれる会社を選びましょう。足立区の一戸建て売却における注意点
一戸建ての売却の際には、以下のことに注意してください。
注意点1：複数の業者に査定を依頼する
一戸建てを不動産会社に査定してもらうときには、1社だけでなく、複数の業者に依頼してください。複数の業者に依頼するメリットは、・適正な相場を知ることができる
・信頼できる不動産会社に出会える可能性が高くなる
・売り出し価格や仲介手数料などの比較材料を集められる
などがあります 売り出し価格だけでなく、業者の対応の仕方も比較するとよいでしょう。
注意点2：高額すぎる査定には要注意
ほかの業者に比べて明らかに高額な査定を提示してくる業者には気をつけてください。査定額はあくまでも業者が売れると予想した額。その額で売ってくれる保証はありません。また、専任媒介契約を取るためだったり、エリアでの取引経験が少ないために、査定額を高額にしてしまっているケースもあります。高額な査定を提示してきた場合には、高額な理由をたずねてみてください。
足立区の一戸建て成約状況
足立区の一戸建て成約状況について、ご紹介していきます。
足立区で一戸建てを買った人の前の住宅は？
2020年に、足立区に一戸建てを買った人の前の住宅は、以下のとおりです。賃貸アパート 16%
賃貸マンション 21%
賃貸戸建て 2%
公団住宅 2%
持ち家 29%
意外にも、持ち家だった方が1番多く、ついでマンション、アパートと続きます。
購入理由には、予算的にリーズナブルなことや、間取りや広さのよさ、リフォーム・リノベーションで自分好みに住めるから、などが考えられます。
足立区でのポラスの取引実績
ポラスでは、2020年足立区での戸建て契約金額は31,500,000円。多くの方々にポラスをご利用いただいています。売却力、売却サポート体制が充実しているポラスに、ぜひご相談ください。
足立区の一戸建ての売却は今がチャンス！
足立区の一戸建ての売却相場は、2021年現在比較的高い状態が続いています。コロナにより、売却相場は徐々に下落していくとみられますので、今が売り時といえるでしょう。
足立区の一戸建ての売却をお考えの方は、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
監修者
大沼 春香（おおぬま はるか）
宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい」
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。
最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。
