不動産を少しでも高く売却する3つのコツをお伝えいたします。
①水回りをキレイに見せる
住まいを決める決定権は奥様が半分以上担っていることが多いので、キッチンや洗面台、お風呂、トイレといったいわゆる水回りをキレイに見えるように掃除・整理整頓しましょう。
購入者にとっては安い買い物ではないので、金額に納得しなくては”購入”のスイッチは入りません。
そのためにも、蛇口まわりを磨いたり、排水溝のにおいを取ったり、洗面台の中身を見やすく整理するだけで、好印象を持ちます。
もちろん、査定額もアップすることもあるかもしれません。
②家具を置く
不動産を売却する際に、あえて空き家にする方もいらっしゃいますが、むしろ大きめの家具は残しておくことをおすすめいたします。
照明やカーテンも残すようにしましょう。
購入検討者が見やすくなるだけでなく、最終的に購入者に譲ることで、値引きを断るカードになることがあります。
小物は処分することですっきりしますが、部屋の広さを確認したり、生活のイメージを付けるためにも、あえて残すことで広さや間隔がわかりやすくなり、金額に納得感が出ます。
汚くなってしまったソファやはカバーをかけることで、キレイに生まれ変わります。
もし、すでに捨ててしまった場合は、媒介契約を結んだ会社に相談してみるのも一つの手です。
③タイミングを見極める
売却のタイミングを見極めるのは、大変難しいことですが、これが一番大切です。
購入検討者はほぼ確実に値引き交渉をしてくると思ってください。
長く広告に出していると、売れ残りとして見られてしまい、競争がないので、更に値段が下がるまで検討者に待たれてしまうことも考えられます。
よって、なるべく早く売り切ることが、高く売却できるコツとしてとらえて、事前にいくらまで値段を妥協できるかを考えておいてください。
とにかく早く売却したい人は、売り出し価格も相場並みに、時間に余裕がある人は、チャレンジ価格として売り出すことも高く売れるための要素になってきます。
監修者
大沼 春香(おおぬま はるか)
宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい」
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。
最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。