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戸建てからマンションへの住み替え!メリット・デメリットやポイントを解説

戸建てからマンションへの住み替えをご検討中の方へ

  • シニア世代で増えているマンションへの住み替えを詳しく知りたい方はこの記事をチェック
  • 住み替えの方法や注意点のポイントを抑えて住み替えを成功させましょう!
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戸建てからマンションに住み替えるメリットとデメリットをご紹介しています。
また、住み替えの方法やマンションに住み替えた後の戸建ての活用方法も詳しく解説。戸建てからマンションへの住み替えをご検討中の方はぜひチェックしてみてくださいね。

目次

戸建てからマンションへ住み替えるメリット

長年住み慣れた戸建てを手放し、マンションに移り住むということに不安を覚える方も少なくないかもしれません。しかし、マンションに住むことで得られるメリットもたくさんあります。
ここでは戸建てからマンションへ住み替えるメリットについてご紹介していきます。
 

メリット① セキュリティ面の安心

マンションは戸建てに比べてセキュリティが高いのがメリットのひとつです。戸建てよりも窓が少ないので空き巣の侵入経路が限られる上、4階以上の部屋では侵入の割合が少なくなるというのもポイントです。
さらに新築のマンションであればオートロックや防犯カメラが設置されている場合が多く、空き巣や泥棒の抑止力になることが期待できます。
 

メリット② 段差の少ない部屋に住むことができる

2階建て以上の戸建てで困ることと言えば、上階に移動するときに階段を上り下りしなければならないことですよね。年齢を重ねて膝や腰に痛みが出てくると、少しの段差でも乗り越えるのが辛いものです。
マンションはメゾネットタイプなどでない限りは段差が少なく、ほとんどの部屋がフルフラットになっているのが特徴です。部屋を移動する際に段差を上り下りする必要がないのでシニア世帯の方も快適に過ごすことができます。
 

メリット③ ゴミ置き場の清掃が不要

戸建ての場合、ゴミ捨て場の清掃当番がある地域が多く、ゴミ捨てのルールや当番の順番などで揉め事が起こるケースも。
マンションは基本的に共用部分の清掃は清掃会社が担っているため、ゴミ置き場の清掃の当番などがありません。マンションによっては24時間いつでもゴミ捨てが可能なところもあり、部屋にゴミが溜まるのを防ぐこともできます。
 

メリット④ 断熱性・気密性に優れた物件が多い

戸建ては冬になると脱衣所やお風呂場が寒い、夏は日差しが強すぎてエアコンの効きが悪い、などのお悩みがつきものです。
マンションは開口面が限定的なので断熱性・気密性に優れた物件が多く、寒くなりすぎず熱くなりすぎないのが特徴です。そのためエアコンを頻繁に使用しなくても快適に過ごすことができます。
 

メリット⑤ 外壁・外構の手入れが不要

マンションでは、外壁や外構の維持管理は専門の管理会社が担う場合が多く、自分で外壁塗装や修繕などを行う必要がありません。マンションの敷地内の植栽や花壇の手入れも同様に管理会社が管理を行うため、自ら草むしりや剪定をしなくても美しく整った花壇や植木を眺めることができます。
 

メリット⑥ 車がなくても便利な立地が多い

郊外の戸建てに住んでいると、買い物や通院に車が欠かせないというケースも多いですよね。マンションは駅近の物件も多いため、そういった物件を選べば電車での移動が簡単になり、車がなくても便利に過ごすことができます。
駅前にはスーパーや美容院、銀行なども多いため、徒歩で買い物や生活に必要なお店に行きやすくなるというメリットも。
 

メリット⑦ 部屋が無駄にならない

子育てがひと段落して子どもが独立すると、それまで子どもの使っていた部屋が空き部屋になります。使っていない部屋でも雨戸の開け閉めや換気、掃除などが必要ですよね。
子どもが巣立ったあとに家族の人数に応じた部屋数のマンションに住み替えれば部屋が無駄になることもなく、コンパクトに暮らすことができます。

マンションの場合は左右の部屋だけでなく上下に住人が住んでいる場合もあるため、騒音問題が起きやすいというデメリットがあります。テレビの音や足音、早朝や深夜に掃除機や洗濯機を回すなど、自分でも気づかないうちに他の住人に不快な思いをさせていてトラブルに発展してしまうというケースも。

戸建てからマンションへ住み替えるデメリット

シルバー世帯の方も快適に過ごせるマンションですが、中にはデメリットな部分も。メリットとデメリットを考慮しながら住み替えを検討してみてくださいね。
ここでは戸建てからマンションへ住み替える際のデメリットについてご紹介していきます。
 

デメリット① 月々かかるお金が必要

マンションには「管理費」・「修繕積立金」・「駐車場利用料」など、毎月払わなければならない固定費がかかります。金額は物件により異なりますが、ひと月に3~4万円の固定費がかかると考えておく必要があります。
 

デメリット② 管理組合の役員をする必要がある場合も

分譲マンションを購入した場合、基本的に購入者はマンションの管理組合に入ることになります。マンションの管理組合は共用部の管理や大規模修繕費の積み立て、建物の維持計画などを管理しているため、マンション全体の生活レベルやマンションの資産価値に密接に関わってきます。
この管理組合の役員は基本的に1~2年の任期となっており、定期的に回ってくるため、役員に選出された場合はマンションの管理業務を行う必要があります。
 

デメリット③ 騒音トラブル

住人同士のトラブルは戸建てに住んでいる場合でも起こりうる問題ですが、マンションの場合は左右の部屋だけでなく上下に住人が住んでいる場合もあるため、騒音問題が起きやすいというデメリットがあります。
テレビの音や足音、早朝や深夜に掃除機や洗濯機を回すなど、自分でも気づかないうちに他の住人に不快な思いをさせていてトラブルに発展してしまうというケースも。

住み替える方法

住み替えを行う場合、今お住まいの家を売却して新しい住居を購入する必要があります。住み替えには、新居の購入を先に行う「買い先行」と、現在の住居を先に売却する「売り先行」があります。それぞれの特徴についてご紹介していきます。
 

買い先行

買い先行とは、新居の購入を先に行い、新居に引っ越ししてから今まで住んでいた家を売却する方法のことをいいます。
買い先行のメリットは、新居にそのまま引っ越せるので「仮住まいの費用が掛からない」、今まで住んでいた家を空き家にできるので、ハウスクリーニングを行ったりして「購入検討者にアピールできるポイントが増える」、不動産会社が案内してくれるので「内見に立ち会う必要がない」などが挙げられます。

反対にデメリットも把握しておきましょう。買い先行のデメリットは、「ダブルローンの状態になる期間がある」という点です。
買い先行は今まで住んでいた家を売却する前に新居を購入するため、今までの家のローンが残っている場合には前の家と新居両方のローンを払う必要があります。
前の家の購入者が現れるまではこの状態が続いてしまうため、買い先行で住み替えを行う場合にはある程度金銭的余裕がある方が安心です。
 

売り先行

売り先行とは、今住んでいる家を先に売却し、その後で新居を購入する方法のことをいいます。
売り先行のメリットは、家を売却して売却代金が定まってから新居購入を検討するため「資金計画が立てやすい」、売り急ぐ必要がないため「希望の金額に近い価格で売却を進めることができる」などが挙げられます。
今住んでいる家の住宅ローンがまだ残っている場合には売り先行を基本に住み替えの計画を進めていくのが良いでしょう。

次に売り先行のデメリットについても見ていきましょう。売り先行のデメリットは、売却予定の家に住みながら購入者を探すため、「購入希望者が内覧を希望した場合、生活している家の中を案内しなければならない」という点です。
部屋を綺麗に保っておく、週末の予定を空けておく、などの必要があります。また、家の売却ができたあとで新居が見つかっていない状態だと仮住まいにかかる費用がかさみます。売却を進めながら新居探しも並行して行っていけると良いでしょう。

住み替えた後の戸建てはどうする?

住み替えの際には、新居を探すだけでなく現在住んでいる戸建てをどうするか考えておく必要があります。ここでは住み替え後の戸建ての活用方法をご紹介していきます。
 

活用方法① 売却してローンの返済に充てる

上でもご紹介したとおり、今住んでいる家のローンが残っている場合は、家の売却を先に行う売り先行を選択するのが基本です。家を売却したお金を住宅ローンの返済に充てることができるため、新居を探す際の資金計画が立てやすくなります。

注意したいのは家の購入者が見つかるまで新居を購入することができないという点です。希望の物件の購入時期が決まっている場合には利用しにくいのがデメリットです。
 

活用方法② 賃貸に出す

住み替え先に引っ越した後、今まで住んでいた戸建てを賃貸に出すという方法もあります。賃貸に出すメリットは、家賃収入が得られるという点と、思い入れのある家を残すことができるという点です。

ただし注意点もあります。マイホームを売却する際には所有期間の長短に関係なく譲渡所得から最高3,000万円まで控除ができるという特例があるのですが、この特例を利用するには、住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ることが条件となっています。
つまり、3年後の12月31日までに売却しなければ最高3,000万円の控除が受けられなくなってしまうということです。今は賃貸に出すことを考えているが、将来的には売却したい、とお考えの方は売却までの期間に注意が必要です。
 

活用方法③ 更地にして土地活用

今まで住んでいた戸建てが老朽化でリフォームや修繕が難しい状態になっている場合には、建物を解体して更地し、土地活用するという方法もあります。
場所が都市部であれば、新たにアパートなどを建てて賃貸に出すという活用方法も。他にもコンビニチェーンに土地を賃貸したり、駐車場経営を行うなどのケースも考えられます。

老後の住み替えの場合に抑えておきたいポイント

戸建てからマンションへ住み替えを行う方はシルバー世代でも増えています。ここでは老後の住み替えの際に押さえておきたいポイントについてご紹介していきます。
 

ポイント① 駅から近い物件

高齢になり、安全のために免許証を返納するという方も増えています。現在自家用車をご利用の方も、将来車を手放すことを見据えて電車移動に便利な駅近の物件を探してみてはいかがでしょうか。
駅まで5分圏内の物件であれば売却の際に値崩れしにくく、資産価値が高いこともメリットです。
 

ポイント② コンパクトな間取り

子どもが独立し、適切な広さのマンションに住み替えするという方も増えています。夫婦二人で暮らすのであれば、2DK、1LDKなどのコンパクトな間取りの物件がおすすめです。
無駄になる部屋がなければ掃除の手間も省け、光熱費の節約にもつながります。
 

ポイント③ 生活しやすい立地

日々の生活に便利な場所にある物件を探しましょう。
ポイントは、徒歩圏内にスーパーやドラッグストアなどの買い物ができるお店があることと、総合病院や医療モールなど、複数の診療科がある医療機関があること。
周辺の環境をよく調べて、日常生活を送るうえで不便がないかどうかをチェックしておきましょう。
 

ポイント④ 固定費はなるべく抑えて

マンションは、管理費や修繕積立金など、毎月かかる固定費を支払う必要があります。この固定費をなるべく抑えることがポイント。修繕積立金はマンションの築年数が増えるほど高くなる傾向があるので、築年数の浅い物件の方が修繕積立金を抑えることができます。
また、戸数の多い物件は一戸当たりの管理費・修繕費が安くなる傾向があるため、これらのポイントを抑えて物件を探してみてくださいね。
 

ポイント⑤ 相続で困らないように

マンションを相続すると、そこに住んでいなくても管理費や修繕積立金を支払わなければならなくなります。相続人がマンションを売却しようとしても買い手が見つからない場合もあり、相続トラブルに発展してしまうケースも。
駅から近い、周辺の生活環境が便利な物件などは売却しやすいため、相続したあとのことも考えて物件をチェックできると良いでしょう。

戸建てからマンションへの住み替えの際の注意点

戸建てとマンションでは生活の仕方が変わってきます。戸建てに住んでいるときは何気なく行っていた行動が、マンションでは配慮が必要な場合も。ここでは戸建てからマンションへ住み替える際の注意点についてご紹介していきます。
 

注意点① 駐車場までの距離が遠くなる

自家用車をお持ちの方がマンションに住み替えをした際に一番変わる点として、駐車場の使い勝手が挙げられます。マンションは部屋から駐車場までの距離があるため、戸建ての時には玄関を出たらすぐに車に乗れていた、という方は注意が必要です。
また、マンションの駐車場が機械式駐車場だと入出庫に時間がかかるのでその点もチェックしておきましょう。
 

注意点② リフォームの制約がある場合も

マンションのリフォーム工事を検討されている方は、事前に管理規約を調べておく必要があります。
マンションでリフォームを行うことができるのは、原則として区分所有法で定められた専有部分のみとなっています。バルコニーは共用部分なので勝手に工事をすることはできません。

また、専有部分であっても室内の火災報知機のように共用部分と同じ扱いになる部分もあります。リフォームを予定している場合は、届け出や手続等、管理組合に確認してから工事の計画を立てる必要があります。
 

注意点③ 修繕積立金の増額や一時金に注意

マンションのデメリットとして管理費や修繕積立金などの固定費がかかることをご紹介しましたが、修繕積立金の増額や一時金のリスクにも注意しましょう。
修繕積立金が通常よりも安すぎると、いざ大規模改修を行う際に資金が足りなくなり、一時金として数十万以上のお金を徴収される可能性も。
マンションの長期修繕計画と修繕積立金の集金が、管理組合によってきちんと管理されているかしっかり確認することが大切です。
 

注意点④ マンション独自の管理規約に注意

マンションにはそれぞれ管理規約があるため、事前にチェックしておきましょう。特にペットを飼っている方は注意が必要です。
マンション内での飼育が禁止されているケースも多いため、ペットと一緒に住み替えをされる方はペットの飼育が可能かどうかをよく確認してみてくださいね。

また、ベランダでの喫煙やゴミ捨て、楽器の演奏などのルールが定められていることもあるため、ご自分の生活習慣に関わる規約を確認しておきましょう。
 

注意点⑤ 生活音に気を使う

戸建てでは気にならなかった生活音も、マンションでは気になる騒音になる場合も。
マンションは上下左右隣家と接している部屋もあるため、戸建て以上に周りの住人に気を配る必要があります。騒音トラブルを避けたい場合は、遮音性能が高い物件探しをするのがおすすめです。  

戸建てからマンションへ住み替えるなら

戸建てからマンションに住み替えるメリットや注意点をご紹介しました。子どもの独立、車の免許の返納などを機にマンションに住み替えを行うシニア世代の方も増えています。
戸建てとマンションのメリットとデメリット、両方を考慮したうえでより快適に生活できる住居を検討してみてくださいね。

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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